クッションテープ・コーナーガード使わなくなったから剥がしたいけど、綺麗に剥がれない💦
綺麗に剥がす方法は無いのかな?
今回はこれらの疑問にお答えします↓
綺麗に剥がす方法ではなく、綺麗に貼る方法を知りたい方はこちらの記事をどうぞ↓
このブログを書いた人
それでは本題にどうぞ‼️
綺麗に剥がす方法
まず、これらのテープ類であったりコーナーガードは主に、両面テープを使用して貼り付けている場合がほとんどとなっています。
綺麗に剥がす時のNGポイント・GOODポイントを解説していきます。
綺麗に剥がす時のNGポイント
力ずくで剥がそうとする
テープの接着剤が残ってしまったり、貼り付けている場所の塗装を剥がしてしまう。
綺麗に剥がす時のGOODポイント
ドライヤーでしっかり温める
では、なぜ温めると良いのか主な理由は2つあります↓
- 流動性の増加
- 両面テープの粘着剤は「流動しにくい液体」のような素材でできています。温めることでこの粘着剤の流動性が増し、剥がれやすくなる。
- 粘着力の低下
- 温度が上がると、粘着剤の分子間の結合が弱くなり、全体的な粘着力が徐々に低下していく。
テープが残ってしまった時、綺麗にする方法
綺麗に剥がせずテープが残ってしまった場合、これらのアイテムを使うと綺麗になります。
それぞれ詳しくみていきましょう‼️
中性洗剤
手順
- 中性洗剤を両面テープの上に塗る。
- ラップやビニール袋で覆い、10〜15分ほど放置する。
- 洗剤が浸透したら、端からゆっくりと剥がしていく。
- 残った粘着剤は、洗剤を含ませた布でこすり取る。
なぜ綺麗に剥がれるのか(界面活性剤の作用)
中性洗剤に含まれる界面活性剤が以下のような効果を発揮する。
- 粘着力の低下: 界面活性剤が粘着剤と接着面の間に入り込み、粘着力を弱めます。
- 浸透作用: 粘着剤の内部に浸透し、その構造を緩めます。
- 乳化作用: 粘着剤成分を乳化させ、水と混ざりやすくします。
比較的安全で手軽に剥がすことができる。
素材によっては変質する可能性があるため、目立たない箇所でテストしてから使用する。
消しゴム
手順
- 消しゴムを使って、両面テープの上を優しくこする。
なぜ綺麗に剥がれるのか(摩擦力の利用)
消しゴムはゴム製であり、適度な硬さと弾力性を持っているので以下の効果が得らる
- 摩擦による除去: 消しゴムをこすることで、粘着剤と表面の間に摩擦が生じ、粘着物が剥がれやすくなります。
- 粘着剤の剥離: 消しゴムの表面が粘着剤に引っかかり、少しずつ剥がしていくことができます。この過程で、粘着剤が消しゴムに吸着され、跡が残りにくくなります。
消しゴムは柔らかい素材でできているため、剥がしたい表面を傷めない。
消しゴムは強力な粘着剤に対しては効果が薄い。特に「強力」や「超強力」と表示されている両面テープの場合、消しゴムだけでは完全に除去できないことがある。
パーツクリーナー
手順
- 両面テープの上にパーツクリーナーを適量スプレーまたは塗布する。
- 粘着剤にしっかり浸透させるため、1−2分待つ。
- プラスチック製のヘラやカードを使って、両面テープをゆっくりと持ち上げる。
- 取れきれなかった場合は再度、パーツクリーナーを塗布し、布やペーパータオルで拭きとる。
なぜ綺麗に剥がれるのか(溶剤の作用)
パーツクリーナーに含まれる溶剤が、両面テープの粘着剤に対して以下のような効果を発揮する
- 粘着剤の溶解: 溶剤が粘着剤を溶かし、その構造を弱めます。
- 浸透作用: 溶剤が粘着剤の内部に浸透し、接着力を低下させます。
- 界面の破壊: 溶剤が粘着剤と接着面の間に入り込み、両者の結合を弱めます。
両面テープの粘着剤を効果的に溶解・軟化させ、綺麗に剥がせる。
素材によっては変質や損傷する可能性があるため、目立たない箇所でテストしてから使用する。また引火性があるので火器の近くで使用できない。
シール剥がし専用液
手順
- 両面テープの上にシール剥がし専用液を適量塗布する。
- 5〜10分ほど待ち、専用液が粘着剤に浸透するのを待つ。
- 専用液が浸透したら、プラスチック製のヘラやカードを使って、両面テープをゆっくりと持ち上げる。
- 取れきれなかった場合は再度専用液を塗布し、布やペーパータオルで拭き取ります。
なぜ綺麗に剥がれるのか(溶剤の作用・粘着剤の性質変化)
シール剥がし専用液に含まれる溶剤が、両面テープ粘着剤に対して以下のような効果を発揮する
- 粘着剤の溶解: 専用液の溶剤が粘着剤を溶かし、その構造を弱めます。
- 浸透作用: 溶剤が粘着剤の内部に浸透し、接着力を低下させます。
- 界面の破壊: 溶剤が粘着剤と接着面の間に入り込み、両者の結合を弱めます。
専用液の作用により、粘着剤の性質が以下のように変化する
- 軟化: 粘着剤が柔らかくなり、物理的に剥がしやすくなります。
- 粘性低下: 粘着剤の粘り気が減少し、表面との密着力が弱まります。
雑貨店やホームセンターで手軽に入手できる。
専用液は揮発性が高いため、換気の良い場所で使用しなければならない。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は以下のことについてまとめました↓
最後までご覧いただきありがとうございました。
このほかにも育児に関する情報を発信しているので気になる方はぜひ‼️